講究録

非常勤で研究を続ける方法

アインシュタイン・ロマン

NHKスペシャル アインシュタイン・ロマン

私が物理を志すことになったきっかけの番組でした。

 

「物理という学問で宇宙のことがわかるらしい」それを知ったとき胸が熱くなったのを今でも覚えています。公式のサイトやDVDセットには書籍の第6巻に当たる箇所が割愛されています(レーザディスクやVHSではあるらしい)。理由はよくわかりませんが、第6巻に当たる内容は結構重要な話だと思っています。これを見た流れでホーキング博士の存在を知り、もう絶対物理をやるんだと決めたのは中学生の頃のことでした。

高校はなるべく理数系の強いところを探しまくって理数科の高校を見つけたのですが、成績が通るか落ちるかのぎりぎりだったせいもあり、結局家から通える範囲の学区外の普通科の高校に進学しました。この高校ではとにかく教員とコンタクトを取りまくって数学や物理、化学の勉強に励んでいました。その分というか英語が非常に出来が悪く、上位クラスにいたにもかかわらず英語だけが全体の平均点という有様でした。高校自体は文武両道を重んじていたこともあって、遠距離通学にもかかわらず体育会系の部活もやっていました。でも、今思えば部活なんかやらずに勉強に集中した方がよかったんじゃないかと考えています。これは人によるところもあるでしょうけど。

 大学には自分がいけるレベルで物理学科のある大学に進学しました。実は中学の頃の文集には「原子力か宇宙を研究する学者になりたい」と書いていました。ここで原子力をやるという道は完全に消えました。というのは、私のいたところのはあの、矢ヶ崎克馬先生のいたところで、「核物理関係の専門の教員は取らない」と豪語していたことを後で知ったのでした。よく考えると星形成も核物理なんでどうなんだろう?とも考えましたが、ともかく学部4年間は物理学の基本をみっちり勉強させてもらいました。ただ、将来に不安を感じていたこともあり、教員免許を取るべく教育関係も勉強していました。それはのちに家庭教師や塾、大学等で教えるのに非常に役に立ちました。そのころどうしても物性がらみのは興味が持てなかったので、学部で開講されていた科目の中で「光学」と「物性論」の講義は受講しませんでした。これが後で効いてくることになります。